2009年5月12日火曜日

粥川風土記東京上映会の詳細が決まりました。

―――――――――――――――――――――――――――――― 
2009年7月4日(土)
 山村生活を追った記録映画の上映と地元生活者との対談を開催!
 山村のいま、これから ~長編記録映画『粥川風土記』上映会~――――――――――――――――――――――――――――――
限界集落、田舎暮らし、荒れた人工林、二地域居住、自給自足、山村に関わるキーワードが毎日メディアからあふれています。山村で暮らす人々は、森林や水の恩恵を受けて豊かな生活をしているのとともに、都市との関わりの変化によってその生活は移り変わってきました。
私たちは、日本屈指の清流長良川の支流である粥川流域に暮らす人々を7年に渡って記録した映画『粥川風土記(かいがわふどき)』を知り、さらに実際に粥川を訪れて、都市で生活するだけではわからない山村のくらしの現実と都市生活との関わりを感じてきました。
今回、「長編記録映画『粥川風土記』 岐阜県郡上市美並町高砂」の上映および同作品の監督である民族文化映像研究所所長・姫田忠義氏と都市から郡上に移住し、林業に携わっておられる水野雅夫氏との山村のいま、これからについて対談を行います。
山村のくらし、私たちのくらしとの繋がりをより深く感じ、山村の生活、そして私たちの生活を一緒に考えてみませんか?

日 時:2009年7月4日(土)13:00~17:00(開場12:30)
    ※上映会後に懇親会を予定しております(参加費別)
会 場:アカデミー茗台7F 会議室A    文京区春日2-9-5(茗台中学校隣)http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1995
    地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩8分
参加費:2,000円/定員60名
主 催:G-net TOKYOhttp://blog.ayupro.com/
共 催:第7回日本山村会議美濃郡上実行委員会http://sanson-gujo.blogspot.com/
協 力:民族文化映像研究所http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/

■予約・お申し込み方法WEB専用フォーム・Eメール・FAXでのお申し込みが可能です。
「氏名(団体の名/所属)・参加人数・電話番号・メールアドレス」を明記のうえ、下記の宛先にご連絡ください。
<予約申し込み・お問い合わせ先>メール:info@ayupro.com FAX:044-986-6462専用フォーム:http://form.mag2.com/waepraefri

■長編記録映画『粥川風土記 -岐阜県郡上市美並町高砂-』(1時間30分)
 日本は国土の70%以上が山地におおわれた山国である。また、水に恵まれ、草木の成育条件に恵まれた水の国、森林の国である。が、近年、その山や水、森林の荒廃が激しい。いったい日本の自然は、そして人間の生活、文化はどこへ向かおうとしているのか。 日本屈指の清流・長良川の源流域南端部にある支流・粥川。長篇記録映画「粥川風土記」は、その粥川流域の人びとが、いかに山や水に接し、そこに育まれた草木、虫、鳥、魚、動物などの生物たちと接し、そしていかに人と人のつながりの歴史を培ってきたかを、足かけ四年、初動から数えれば7年の歳月にわたってたずね、記録したものである。 長良川の水がきれいなのは、支流の水がきれいだからである。粥川と長良川の合流点に立てば、それが誰の目にもわかる。一目瞭然である。では、なぜ、粥川の水は、長良川の本流のそれよりきれいなのか。「粥川風土記」は、おのずからその理由に踏み込んでいく。

■ゲストプロフィール
姫田忠義氏(民族文化映像研究所所長)
新劇活動、テレビのシナリオライターのかたわら民俗学者宮本常一氏に師事。61年から映像による民族文化の記録作業を始め、76年民族文化映像研究所設立。徹底したフィールドワークを基礎とするその活動は、日本記録映画史においてもユニークな立場を築き、海外の研究者からは「映像人類学」と捉えられている。

水野雅夫氏(NPO法人WoodsmanWorkshop代表)
名古屋で映像関係の仕事をしていたが、97年岐阜県郡上に、35才で山村に移住。01年職業としての森林整備NPO法人Woodsman Workshopを設立(全国初)。森林生態系を重視した整備の実施、財源の確保等、現在の林業が抱える問題を越えるべく、シンクタンクを交えた民間連携によるプロジェクトを進行中。また、「林業Iターン・ミーティング」を開催し、新規林業従事者の交流の場として定着しつつある。経験を生かし、粥川風土記の撮影に参加。

■G-net TOKYOとは…
2004年4月、「東京から岐阜のためにできること」をミッションに、20~30代の若者により設立。活動を機に、Uターン者が続出中。郡上に通い、森林の問題、耕作放棄地の問題に触れる中で上流と下流の関係性、岐阜と東京の関係性に着目した活動を行っています。

2009年5月8日金曜日

日本山村会議美濃郡上開催の宣伝用映像完成!!

「第7会日本山村会議美濃郡上」の開催に向けて、民族文化映像研究所の協力により、これまでの山村会議の経過を編集した短編映像が完成しました。(ありがとうIさん)

もちろん粥川風土記の映像もいたるところにちりばめられており、山村会議の取り組みの道のりを分かりやすく解説しています。

7月の「粥川風土記」東京上映会の折にも、告知用に上映されるそうです。


下記のyoutubeサイトで見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=LqjePHYPgqY

2009年5月7日木曜日

粥川風土記 東京上映会

第7回日本山村会議プレイベントとして、下記の日程で東京での「粥川風土記」上映会とトークセッションを開催します。

映画を見ていない皆さん、郡上市粥川地区にまだ来た事のない皆さん是非この機会に「山と川のある暮らし」を体験してください。

*会場についてはまだ未定ですのでご注意下さい
---------------------------------------------------------------------------------

 山村のいま、これから~長編記録映画『粥川風土記(かいがわふどき)』上映会~



山と川の国、日本。
誰もが毎日のように触れ、必要とする水は、空から大地へ、そして山から川へ海へと注ぎ、長い時間をかけて私たちのもとに運ばれてくるものです。
また川の流域には、それぞれの土地に根ざした文化があります。
あらゆる生命の根源である水の流れと、それを育む山に接する生活とは、一体どのようなものでしょう。
今秋開催の「第7回日本山村会議」に先立ってこの上映会では、日本屈指の清流である岐阜県・長良川の支流「粥川」流域の自然と生活文化を見つめます。
時代が移り、社会の環境が変わるなかで、清らかな水と山々に育まれた草木や生物たちと接しながら、そこに暮らす人びとの姿を記録した映画『粥川風土記』の上映。
同作品の監督・姫田忠義氏と、岐阜県郡上市の林業家・水野雅夫氏との対談。
これらの貴重な資料をもとに、みなさまとともに山村の過去・現在・未来をより具体的に学び、考える、交流の場としていただければと思います。
上映会の後には、小さな懇親会も予定しております。
山村の暮らしについてより深く知りたい方や、地域振興・環境保全・農産漁業に関心のある方、みなさまのご参加をお待ちしております。


日 時:2009年7月4日13:00~17:00(開場12:00)会 場:文京区内(予定)参加費:2,000円/定員60名内 容:13:00~『粥川風土記』上映    15:10~ 姫田忠義氏と水野雅夫氏の対談    ※上映会後に懇親会を予定しております(参加費別)主 催:G-net TOKYO(http://blog.ayupro.com/)共 援:第7回日本山村会議美濃郡上実行委員会、    民族文化映 像研究所

2009年5月2日土曜日

粥川風土記上映会のお知らせ

2009年9月19日~21日の三日間、郡上市の美並で開催予定の日本山村会議「山と川に生きる暮らし」については、いよいよプログラム内容が固まり、五月中には正式な実行委員会を開催し、実質的な準備段階に入ります。

まだ内容については正式なアナウンスはできる時期ではありませんが、内容的には全体で進める活動と、コース別で参加する取り組みの二部構成となっています。

コース別のプログラムは練りに練ったものとなっており、全部で7コースになっていますが事前に参加者の希望を募ります。(とは言っても定員があるので皆さんが望むコースに参加できるとは限りません)

具体的なプログラムは実行委員会で確認され次第(たぶん6月中)には発表できると思います。

山村会議開催に先駆けて、「粥川風土記」の上映会が東京都名古屋そして岐阜市で行われる予定です。映画の内容については民族文化映像研究所のサイトでご覧ください。

日程については

7月 4日 東京上映会
7月26日 名古屋上映会
8月?日 岐阜上映会

岐阜についてはまだ未定です。

今回の上映会には、日本山村会議の開催の足跡を編集した短編も同時上映される予定なのでこちらもお見逃しなく。

場所や開催内容が確定したら改めて情報をアップします。

「新編 粥川風土記 ―清流・長良川の源流域に暮らす―」DVD版について

「新編 粥川風土記 ―清流・長良川の源流域に暮らす―」について2009年/84分/
撮影地:岐阜県郡上市美並町高砂

 空、そして山。
 水は、この空々たる世界から生れる。
 水は、万物をうるおす。
 人も、その恩恵のなかにある。
 日本は国土の70%以上が山地におおわれた山国である。 
また、水に恵まれ、草木の成育条件に恵まれた水の国、森林の国である。が、近年、その山や水、森林の荒廃が激しい。

 いったい日本の自然は、そして人間の生活、文化はどこへ向かおうとしているのか。
 日本屈指の清流・長良川の源流域南端部にある支流・粥川。 この作品はは、その粥川流域の人びとが、いかに山や水に接し、そしていかに人と人のつながりの歴史を培ってきたかをたづねたドキュメンタリーである。
 長良川の水がきれいなのは、支流の水がきれいだからである。 粥川と長良川の合流点に立てば、それが誰の目にもわかる。一目瞭然である。 では、なぜ、粥川の水は、長良川の本流のそれよりきれいなのか。 「新編 粥川風土記」は、おのずからその理由に踏み込んでいく。
 自然の水、自然の流れがきれいなのは、その自然そのものの力であり姿である。と同時に、それに寄りそって生きる人の生活のありようと心の反映である。
  この地の人々の心を知りたい。 この作品には、おびただしい人びとの姿と声があらわれてきます。

『粥川風土記』を上映しませんか?

『粥川風土記』を上映しませんか?
上映会開催の呼びかけチラシです