2009年5月2日土曜日

粥川風土記上映会のお知らせ

2009年9月19日~21日の三日間、郡上市の美並で開催予定の日本山村会議「山と川に生きる暮らし」については、いよいよプログラム内容が固まり、五月中には正式な実行委員会を開催し、実質的な準備段階に入ります。

まだ内容については正式なアナウンスはできる時期ではありませんが、内容的には全体で進める活動と、コース別で参加する取り組みの二部構成となっています。

コース別のプログラムは練りに練ったものとなっており、全部で7コースになっていますが事前に参加者の希望を募ります。(とは言っても定員があるので皆さんが望むコースに参加できるとは限りません)

具体的なプログラムは実行委員会で確認され次第(たぶん6月中)には発表できると思います。

山村会議開催に先駆けて、「粥川風土記」の上映会が東京都名古屋そして岐阜市で行われる予定です。映画の内容については民族文化映像研究所のサイトでご覧ください。

日程については

7月 4日 東京上映会
7月26日 名古屋上映会
8月?日 岐阜上映会

岐阜についてはまだ未定です。

今回の上映会には、日本山村会議の開催の足跡を編集した短編も同時上映される予定なのでこちらもお見逃しなく。

場所や開催内容が確定したら改めて情報をアップします。

「新編 粥川風土記 ―清流・長良川の源流域に暮らす―」DVD版について

「新編 粥川風土記 ―清流・長良川の源流域に暮らす―」について2009年/84分/
撮影地:岐阜県郡上市美並町高砂

 空、そして山。
 水は、この空々たる世界から生れる。
 水は、万物をうるおす。
 人も、その恩恵のなかにある。
 日本は国土の70%以上が山地におおわれた山国である。 
また、水に恵まれ、草木の成育条件に恵まれた水の国、森林の国である。が、近年、その山や水、森林の荒廃が激しい。

 いったい日本の自然は、そして人間の生活、文化はどこへ向かおうとしているのか。
 日本屈指の清流・長良川の源流域南端部にある支流・粥川。 この作品はは、その粥川流域の人びとが、いかに山や水に接し、そしていかに人と人のつながりの歴史を培ってきたかをたづねたドキュメンタリーである。
 長良川の水がきれいなのは、支流の水がきれいだからである。 粥川と長良川の合流点に立てば、それが誰の目にもわかる。一目瞭然である。 では、なぜ、粥川の水は、長良川の本流のそれよりきれいなのか。 「新編 粥川風土記」は、おのずからその理由に踏み込んでいく。
 自然の水、自然の流れがきれいなのは、その自然そのものの力であり姿である。と同時に、それに寄りそって生きる人の生活のありようと心の反映である。
  この地の人々の心を知りたい。 この作品には、おびただしい人びとの姿と声があらわれてきます。

『粥川風土記』を上映しませんか?

『粥川風土記』を上映しませんか?
上映会開催の呼びかけチラシです