2012年7月30日月曜日

山村会議から三年

郡上の粥川を舞台に、日本山村会議「山と川に生きる暮らし」が開催されて三年が経ちました。

その取り組みの延長として今年秋、郡上市北部の石徹白(いとしろ)の地で三日間のセミナーが開催されます。


民俗学の世界では「西の遠野」とも位置づけられる、歴史と伝承に彩られたこの地をフィールドとして、持続可能な世界を考えるセミナーを開催します。





こちらにも是非ご参加ください。



開催名称 「境界をこえて ”越美セミナー いとしろ”  二泊三日の体験ツアー

開催日
 2012年 9月15()17(祭日)まで2泊3日

企画:越美ぶんけん、 主催:越美セミナーいとしろ実行委員会

セミナー概要
説明文「岐阜県と福井県にまたがる白山山系のふもとで、古来より白山信仰の拠点として美濃・越前の境界に位置する石徹白(いとしろ)。その地に残る歴史や文化、人々の暮らしにふれ体験する」

一日目
午前11時   貸切バス岐阜羽島駅出発
午前1230着 長滝白山神社参拝(オプション) 宮司のお話
午前200分 ふれあい創造館へ移動(郡上市白鳥町白鳥359番地26 )
午後2時~ セミナー開始 開会あいさつ
午後2時半 オープニングセッション
         対談「イトシロの面白さ~その歴史と風土をめぐって」
                話し手  上村 俊邦 (石徹白郷土史家
                きき手   水谷 慶一 (越美文化研究所代表)
    
午後5時頃 石徹白中居神社へ到着・公式参拝
午後6時半~「カルヴィラいとしろ」到着後、地元参加者との交流
       
二日目
8時半 散策と鑑賞  大師参拝 現地講話「平泉からきた虚空蔵菩薩像の謎」
10時~ 座談 「古老に聞くイトシロの話」 石徹白 忠氏(元石徹白郵便局長)
                        
  正午すぎ  おにぎり持参で石徹白小学校の運動会に参加   
        
              
午後5野外で バーベキュー をかこんで夕食会 
夕方の講座 宴セッション(夜交流会)   
          1、地元の民謡保存会による歌と踊りほか
          2、郡上民謡、歌と踊りのワークショップ            
三日目
7時半~ 大杉へのフィールドワーク
10時 ~ 座学「境界をこえて」 
11時半  バスにて帰路
12時半  大和道の駅到着、食事散策
午後2時半 帰路バス出発 岐阜羽島 4時着

参加費(白鳥までの交通費含まず)
全日参加 26,000
一泊参加 15,000
宿泊なし 1日7500(16日のみ食事代交流会費込み)
*ツアーバス利用別途3600(往復)片道の場合は2000

申し込み受け付け
http://www.etsumibunka.jp

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「新編 粥川風土記 ―清流・長良川の源流域に暮らす―」DVD版について

「新編 粥川風土記 ―清流・長良川の源流域に暮らす―」について2009年/84分/
撮影地:岐阜県郡上市美並町高砂

 空、そして山。
 水は、この空々たる世界から生れる。
 水は、万物をうるおす。
 人も、その恩恵のなかにある。
 日本は国土の70%以上が山地におおわれた山国である。 
また、水に恵まれ、草木の成育条件に恵まれた水の国、森林の国である。が、近年、その山や水、森林の荒廃が激しい。

 いったい日本の自然は、そして人間の生活、文化はどこへ向かおうとしているのか。
 日本屈指の清流・長良川の源流域南端部にある支流・粥川。 この作品はは、その粥川流域の人びとが、いかに山や水に接し、そしていかに人と人のつながりの歴史を培ってきたかをたづねたドキュメンタリーである。
 長良川の水がきれいなのは、支流の水がきれいだからである。 粥川と長良川の合流点に立てば、それが誰の目にもわかる。一目瞭然である。 では、なぜ、粥川の水は、長良川の本流のそれよりきれいなのか。 「新編 粥川風土記」は、おのずからその理由に踏み込んでいく。
 自然の水、自然の流れがきれいなのは、その自然そのものの力であり姿である。と同時に、それに寄りそって生きる人の生活のありようと心の反映である。
  この地の人々の心を知りたい。 この作品には、おびただしい人びとの姿と声があらわれてきます。

『粥川風土記』を上映しませんか?

『粥川風土記』を上映しませんか?
上映会開催の呼びかけチラシです